ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

何かを無くすよりも、なくして何を得るのか

   

先日の研修で、「口癖になってしまっている言葉は本当になくせるのか」と言う問いがありました。答えは「はい」だと私は考えています。というよりも、私が体験しているからです。その事を元に何かを「無くしたい」「やめたい」と思っている人の参考になるのかもしれませんので、お話しします。

以前、私は人前で話す時になると「えー」というつなぎの言葉を連呼するんです。何とかこの口癖を無くしたいと思っていました。けれども、何度人前に立つ機会を前の職場で与えてもらっても、「えー」。また言っちゃったと思うと、更に「えー」。続けている自分が嫌になるだけならまだしも、「えー」の数が今日は何個と数える人まで出てきました。

ある時、「うん」とか「うー」にせめて変えてみようと思ったんです。すると、「えー」の代わりに違う言葉が混ざるようになって、「えー」に囚われなくなってきました。つまり、薄まっただけなんですが、目立たない分、気にする人も減ってきたのです。そうなると、私自身も安心したのか、普段話しているように話せるようになりました。

ずっと「えーを無くしたい」と思っていたけれど減らず、「代わりに『うん』『うー』を増やそう」と思ったら、できるようになってきたのです。
その後に、勉強したのは「脳は否定語を理解できない」という事だったのです。

つまり、無くしたいと思えば思うほど、そのことを脳は意識してしてしまう。けれども、「うん」や「うー」に意識がいくと、その言葉を意識して増やすことで、自然に「えー」を減らすことができたということなのです。

この事以外でも、「体重を減らすために食事を減らそう」と思うよりも、「あの服が着たいから」とかの方が、自然に食事の量を減らすことができていました。

「書き間違えないように」と思うと書き間違えてしまうけれど、「一文字一文字丁寧に書こう」と意識した時の方がミスは少なかったです。

何かを無くすことを意識するより、「その事で何を得るのか」「その代わりに何を増やすのか」など、意識を向ける矛先を違うところに向けた方がいいらしい。

今回の口癖の事でも悩んでいらっしゃる方々もいらっしゃって、お答えする時間がなかったので、ここで他の事も絡めて少しお話をしました。
あなたの意識の矛先は?

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