ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

「私達」という存在

   

とある企業での事、「私たち」という言葉を非常にキーワードと使われる企業様でした。が、何だか違和感があったのです。

それは、「私たち」という言葉を使うのだけれど、多くの社員が何だか他人事のように話しているように聞こえてくるのです。何でだろう?
更に観察をしてみていると、「私たち」という「人物」が他に居るように感じるのです。なので「私」という自分自身がそこの輪に入っているように聞こえなかったのです。
「私たちは●●をしなければならないのに、誰もやろうとしないんだよね」と。
あれ?あなたもその中の一人なんですよね?あれ?
思わず聞いてしまいました。
私 「すみません。『私たち』って誰ですか?」
A氏「私達は、私達ですよ。」
B氏「小林さんには、どう聞こえているんですか?」
私 「何だか、私達っていう人が別に居るように聴こえてくるんです。何ででしょう?」
A氏「失礼だよね。こんなに真剣に考えているのに。」
私 「ですよね。すみません。そう聴こえてきちゃったもので」
B氏「でも、言われてみれば、私が動いてもいいのに、私もやってないんだよな。」
C氏「あのー。実は、僕も小林さんと同じように感じていて、その事が気になって・・・。」
A氏「だったら、なんで早く言わないんだ。仲間なのに。」
C氏「すみません。言いづらくて。」
D氏「あの、私も誰かがやってくれると思っていて、今言われてドキッとしました。」
B氏「わかった。もう一回、自分たちに何ができるのか、自分が何をするのか、ちゃんと考えてみよう。」
C/D氏「はい。」
B氏「Aさんは、不満そうだけど、どうする?」
A氏「俺はちゃんと最初からやってる。自分の責任だと思ってやってるつもりだよ。なのに、変だろ!」
B氏「そうだよね。でも、じゃあ何をしたの?」
A氏「動いてないぞって指摘してるだろ!」
B氏「それは指摘しただけで、自分が動いた事になるんかなあ。もう一回話してみようよ。」
A氏「・・・。まあ、いいよ。」
こんなやり取りの後、中心になる4名が集まって、改めて考え始めました。私はその話し合いの中では、意見が対立したり、煮詰まったりしても、見守らせていただきました。なぜなら、その時には4名が4名とも「私のこと」として話をしているように見えて、まさに「私達」になっている気がしたからです。そこに私が入る必要がないように感じました。

結局、話し合いは今までの方向性と大きくは変わらなかったのですが、明らかに取り組もうという姿勢が変化していました。役割はひとりひとりに割り振られるというよりも、お互いにチェックやフォローが入れられる体制までできていて、まさにチームでしか達成できないチーム作りがされているように感じられました。
実際に、チームを動かす4名ですが、その下にも多くの人達がいらっしゃるわけですから、これからその人達がメンバーになる人達とどんなチームを創り上げながら、このプロジェクトを達成していくのか楽しみになりました。

改めて考えてみると、「私達」という存在が別に居るのではないかと思われる事って、私の周りにもたまに存在しているのかもしれないと思います。けれども、「私達」って言葉って素敵な言葉だと感じているので、その言葉が一人の人格を持たないように、チームと関わっていきたいと思いました。

私自身も「私達」と言いつつ、私自身が受け身になってしまっている事をふと思いだし、今、このブログの前に一つ終了させ、このブログを書きました。
「私達」は何をするために集まっているのか。
「私達」のために「私」は何をするのだろうか。
もう一度、自分を含め、考えてみる機会になったらいいなと思い書いています。

「私達」は何をするために集まっているのか。
「私達」のために「私」は何をするのだろうか。

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