ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

私が居る意味

      2011/08/17

上司の口癖第二弾。
「俺が居る意味がなくなるでしょ」これは直属の上司の口癖です。

直属の上司は、総務経理部長です。元々が60名程度の会社ですから、上司は兼務することが多く、また総務経理部は私が入社した当時で私を含め3名。1ヵ月後からは上司と私の2名でした。それ以外は工場長始め、工場従事者で、それ以外には運転手と社長のみでした。
ということは、雑務なども全て私と上司が行うのです。ゴミ捨てから、お昼の昼食の手配。総務・経理・人事・接待、それからゴミの処理まで。

部長は会計事務所で百戦錬磨の方で、体調を悪くされて定時で働ける職場として巡り合ったそうです。ですから、本来なら経理だけをお願いしていても充分な方であるのでしょうが、生ゴミの処理なども会社のために自分で運び込んだりして、少しでも経費が浮くように動いていらっしゃいました。しかも泣き言一つ言わずに。
「すごいですね」と言うと、「いやいや、喜んでやるくらいじゃないと俺が居る意味がなくなっちゃうでしょ。」って仰るんです。社長がいらっしゃらない時のお客様の対応も笑顔でされて「俺が居る意味はここでしょ」と良く仰っていました。部下が辞めたいと相談に来るときも1時間も二時間も話しを聞いてあげて「僕が居る意味はこれだから」と仰っていました。
本来の業務ではないのかもしれないけれど、自分だからできることを見つけては、実行をされていました。

私が入った当時の事務員さんは「余計な仕事をすると、どんどん仕事を増やされるから注意したほうがいいわよ」と教えてくださったけれど、私はその言葉は「はい」と言いつつも、自分にやれることはやるのが仕事だと思っていたので、部長の働き方や口癖が格好良く聞こえていたんだと思います。

そのおかげで、「私が居る意味」という事を何度となく考えました。「私に必要とされていること」も常に考えました。おかげで、仕事がどんどん増えて、入社当時の事務員さんが忠告されたように忙しくて手が回らないほどになっていました。かたや部長は、どんどん仕事が楽になるようにも見えました。
けれども、部長は部長の居る意味を考えてのことなので、私がやれることは私がやるんだと思うことも受け容れることができました。

結局、辞めるときには「辞めないで居られることはできないのか?何とかならないのか?」と仰っていただいたり、「部下ではなく、大切なパートナーだった。これからも変わらない」と仰っていただきました。単純なので、その言葉を今も信じて、今でも私にとっては、生涯の上司はその二人です。
考えてみれば、その二人の存在自体が、私にとっては「お二人がいらっしゃる意味」なのかもしれません。だから、いつまでも元気で居てほしいものです。
そして、私もそう思ってもらえる存在で居られたらと思います。

そのために、私が自分の使命を見失わずに居たいと今も思っています。

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