チームの効果について

チームの効果を少し間違っていたのかもと思うことがありました。

私の中では、弱みを補い合いながら、より効果を高めていくものだと体験し、考えていましたが、チームのしての効果だけではない部分で、大きな変化があったことを忘れていました。

それは、自分の中で「これが目一杯」と思っていたものが外れることです。つまり、自分の想像すらできないことに挑戦する勇気を与えてくれたり、そもそも想像すらできないことを発想することもできるのは、一人ではないでないことだと感じました。
チームというと、大勢を想像されるかもしれませんが、私は二人以上はチームだと思っています。つまり、自分ともう一人居たらそれはチームとして成り立っていると思います。その二人という意味であると、コーチとクライアントの関係もその関係においてはチームではないでしょうか。

こう考えてみると、「あっ、そういえば!」という事を思いついたりするのも、一人で出来なくはないかもしれないけれど、圧倒的にチームの方が生まれやすい。その事をチームの効果として講義などの時に伝え忘れていたかもしれないけれど、大切なポイントだと今は思っています。

なぜ今、このことかと言いますと、今朝から3セッションが終了したのですが、寄り添って、その人のいい辛いことも聞いてあげて、時にその人の言葉になってない声を声にして、という事しかしてなくても、「そういえば!」「要はこういうことか」と自分で、枠を広げたり、逆に広がりすぎていた的を絞ったりしていました。その瞬間、何かが動き始める感覚がありました。一緒に踏み出す感覚を味わいました。

今日に限ったことではないのかもしれません。けれども、チームという目で見たときに、お互いのよさを引き出しあえたのかを考えました。自分で言うのもなんですが、相手のよさは常に意識しているので、出来ているとは言え、チームの効果としてどうなのかというと、底ではない気がしたのです。
その後考えてみると、思考の枠が広がったり、視点を変えることで、突破口を見つけたり、成長のステップを一緒に見つけたりと、どうやらその人の成長や、その人自身のスキルアップやゆとりなどにも繋がっていくように感じました。

チームだけの効果ではなく、個々人の効果も見えてくるものなのだろうなと改めて感じました。
私も上司に「私は無理だあ」と思うようなことも「小林さんならできると思うから、挑戦してみて。」と言われて、自分のできる仕事の範囲が増えたり、知識を知恵に変えるチャンスをもらっていたように感じます。

そして、何より「失敗する機会」をもらえたことが私には大きかったと今つくづく感じます。
一人で仕事をしていると、失敗が許されない範疇が自然と大きくなります。
けれども、チームだと失敗してもフォローし合えるから、手を抜くこともできるだろうけれど、挑戦することができました。私はこの「挑戦」の機会が大きかったです。内部で使って反応を感じることで、外部で同じ関わりをするとどうなるかを事前に学ぶこともできました。
だからこそ、学んだことをどんどん使ってみることができました。そのまま使えないことをアレンジしていくこともできました。これは、チーム自体が良くなることでもあったけれど、私自身の成長にも大きく関わることだったと思います。

チームの効果って、チームとそのチーム員とに、何かしらの変化を生んでくれるものなんだろうと私は思います。
なんだか、今日の連続したセッションをチームに置き換えたら、ついつい語りたくなってしまいました。これも私がパートナー(クライアントさん)からもらっている場なんでしょうね。ありがとうございます。

コメント

  1. ただけん より:

    さとえさんの熱い気持ちがブログにあふれてる。いつも記事を読んで勇気をもらってます。ありがとう。

  2. coachsmile より:

    ただけん、
    こちらこそありがとう。
    たまに寝ぼけておかしいことかいていることがある。あれ?
    その時は見直しても全く変だと思わないから困ったものです。

タイトルとURLをコピーしました