ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

その人にあった対応をするには

   

会議の適正人数ってご存知ですか?人が一人で育成できる人数ってご存知ですか?
私も知りたかったけれど、はっきりと言い切ってくださるものがなかったのですが、アクションラーニングを始めたり、上司の話を聞いていて、適正人数が分かってきました。

ずばり!4名~8名。6名くらいがちょうど良いそうです。
上司からも一人で部下を育成できるのは8名がMAXと聞いてはいました。ただ、関わることができるのは、間の人を含めたり、チームリーダーのような人を置くことで、無限に広がっていくといいますが、一人が定期的に個人を大切にしながら育成し続けられるのは8名が限度との事でした。

こんなに少ないんだあ。というのが私の正直な思いです。
いきなり部下が160名を越えた時には、どうしたらいいか悩みました。結局部下一人当たり20名くらいずつを見ていました。ただ育成という面では、その人達が直接指導するのではなく、先輩にゆだねていく部分もあるわけです。となると、やっぱりそうなのかな?と。
私も、リーダークラス8名との関わりがメインで、あとは見ていて気になる人に声をかける程度でした。
でも、育成となると、全員は難しいわけですよね。

なぜ難しいのか。

それは、育成は全員同じように教えれば良いわけではないからです。研修でもそうですが、表情を見て、納得感のない人には近づいたり、フォローをしたりします。でも、これは教えることがメインだから、人数が越えてもできるつもりだけれど、日々の仕事の中では、そうはいきません。
自分の仕事もある中で、どう育成していくのか。一人ひとりの進度に合わせた対応をしていかないと、結局、教えられる側が辛くなってきてしまうことを感じました。

その人にあった対応をするには、その人を知ることが大切です。
その人の口癖・表情・声・視線・しぐさ・環境・経験などなど、多くのものを観察していて、やっとその人にあわせた対応ができます。相手に合わせて育成することで、一人ひとりの達成感が増し、自然に成長を楽しんでくれるようになります。

先日も、とある企業様の管理者養成研修を行いました。管理者になる程の方々なので、もともと優秀な方々ばかりです。けれども、自分の出世を考える人、部下の育成に力を入れる人、組織の業績を伸ばすことに真剣になる人、過去の栄光を大切にする人、未来のイメージを大切にする人、など本当に様々な方々が集まっていらっしゃいました。
1年に亘り、関わっていくプログラムなので、これで数回目終わりましたが、半数は変化が現れていましたが、あと半数は良いことは仰ってくださいますが、なんとなく声に元気がありません。

理由を聞いていくと、「やってみたけれど、うまくいかず、自分に自信がない」と仰いました。本当なのかしら?
あなたはどう思いますか?

私は前半はそうですが、自信がなくなったまでの間には、何か重要なことが隠されている気がしました。そこで更に詳しく聞いてみると、部下から何かを引き出そうとしたら、自分に対する文句ばかりが聴こえてきてしまいました。とのことでした。
「文句を文句で終わらせないために、あなたができることは何ですか?」とたずねると、衝撃を受けただけで終わっていて、部下のしていた文句を吐き出すのと同じことをしているだけだと気づいたと仰っていました。

本人が気づいたので、まずは部下の文句の前に自分が文句を言ったら、だから自分はどうしたいのか。何をするのか」を考えることにしたそうです。次の回にお会いした時には、全く別の表情になっていまいた。
これも、きっと人数が多かったら、一人にこれだけの時間は費やせなかったのかもしれません。

その人にあった対応するために、まずはその人を観察し、その人にあった育成プログラムを一緒に考えるつもりで少人数を関わっていきたいと思います。
そして、研修や講演など、大勢の方がいらっしゃる場合でも、今まで通りではありますが、表情やしぐさで読み取っていけたらと思います。

あなたは人に対しどのように振舞っていますか。

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