ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

一貫性と柔軟性

   

昨日(2011年6月21日)に、リーダーシップ研修の中で、話しがあったことは、「リーダーには一貫性が必要」という言葉と「柔軟性の大切さ」という言葉です。しかし、これは相反するように見えて、別の視点で物事を伝えています。

つまり、本質や思いというものにブレがないことが、一貫性。目的であったり、思いであったり、私自身の中でも変わらないものだったり。会社で言うと、理念などもそうかもしれません。
しかし、これは手段のことではないので、一貫性のある部分をどう実行していくのかなどには、環境も関わってきますし、柔軟性が必要となるという事でしょうか。

捉え方をどんな視点で捉えるかによって変わるのではないでしょうか。

例えば、私がまだ19歳の頃でした。
「○○大学に行きたい」と頑張っていた後輩が、その大学に合格できなかったんです。浪人生活すると騒いでいました。でも、私には分からなかった。どうしてその大学じゃないといけないのか?彼はその大学に行った後どうしたいのか?
その事を聞いてみると、どうやら、その大学でなくても道はあるようでした。この一年、大学受験に掛けるのと、その先の夢にかけるのでは、どちらの時間が彼にとって有意義なのかを考えてみると、彼の中で違う大学でも進学した方が良いという結論に達しました。
彼は、「行きたかった大学に行けなかったけど、頑張る」と本当に頑張っていました。そして、見事に自分の夢を実現したのでした。

視点が大学合格にあったなら、また彼の人生が違うものになっていたでしょう。それが良いか悪いかはきっと彼がその場で選択したどちらも良いものになると思います。なぜなら、彼の選んだ人生だから。
しかし、その先の夢は違った形になっていたかもしれません。その時点で、目の前だけでなく、その先を見ることができたことが彼にとっては良かったと思えることになったのでしょう。

仕事でも、視点を変えるだけで違って見えるものもありますよね。
「経営者のつもりで」と考える社員の視点は、非常に広く、判断基準も変わってきているように感じました。しかも自発的にその視点を手に入れようとしている社員は、本も沢山読んで、自ら視点を広げようともしていて、尊敬してしまうほどです。
育ってくる部下を実は、上司が柔軟性を持っていないと、「抜かされたくない」とか「自分の領域を守らなくては」と上司の方が、視点が狭くなってしまうことも多々見受けられます。
しかし、自分のことを理解し、サポートできる人が増え、自分達の仕事の成果がよりあがると考えれば、こんなに喜ばしいことはないはずです。ここにも柔軟性ですよね。

視点を広げていくことで、一貫性が現れる。そして、その一貫性が故に、柔軟にできる部分も現れてくる。
そういうものではないかと私は考えています。

昨日、帰宅してメールを受診したら、自分のミスも見つかってしまいました。ショック。しかし、今でよかった。周囲の皆さんのおかげで今気付けてよかったと今は思っています。
別のメールでは、ちょうど辛口ではありましたが、私のためにある指摘とご提案をして下さる方がいらっしゃいました。私にはこうした方は有難く、メールを何度も読み返して感動してしまいました。私が変われるチャンスを下さったと。
私の思いを理解した上で、伝えてくださる一言一言の重みをかみ締めながら、今もこうして書いています。
「あなたなら、もっとこうした方が伸びるよ」
自分の伸び代をイメージさせてくださるこの一言が、他の辛口を全て消し去ってくれました。私はこうした「関わり」に育まれているんだなと感じることもできました。
自分の思い(一貫性)のもとで、方法を変化させていく(柔軟性)を持ち合わせて、視点を広く持っていきたいと思います。

あなたの一貫性って何でしょうか?

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