その人の中にヒントは隠れている

コーチングで話しを聴く事の大切さを痛感しているのですが、その事以上に話せる雰囲気を作ることの大切さを感じます。

最近のことですが、初めて会った方とお話をさせていただいたのですが、自分でもリラックスできるようにギリギリまで自分にリラックスできるような香りをかいだり、深呼吸したり、自分で自分を落ち着けて、相手に過度な緊張をさせなくてすむようにしたいと考えていました。

そして、一言「こんにちは」と笑顔で言った瞬間に挨拶が返って来て、「あっ、この人なら大丈夫。何の問題もない」と本気で思えました。いつもこの瞬間が「うん、大丈夫」と思えるタイプではありますが、それでも毎回、私の緊張感が伝わってしまわないようにリラックスして挨拶でき、挨拶が返されるかには非常に神経を使っているように感じます。

その後、「大丈夫」と思うと、すべてリラックスして話しに集中できます。その人の様子を見ながら、言葉以外で伝えてくれる言葉を見て見たいと興味をもって聞き続けることができました。
そうすると、「自分は駄目なんだ」と思っていたその人が、自分の過去に似たような成功体験があったことを思い出し、非常に温かい表情になってきました。その時のアンカリングになりそうなものまで発見し、帰りには笑顔になっていました。

その人の中にヒントが隠れている。
だからこそ、その話を引き出してあげられることもコーチの大切な役目だと感じています。それが出来るためにも、相手が話せる環境を作ってあげることも大切なんだと改めて感じました。
ともに笑顔で話せた終わる頃の瞬間は、お互いに喜びを見つけていられるようでした。

ちょっとしたことかもしれませんが、話を聴く前に自分の感情にも目を向けたり、相手が話しやすい環境を作ることにも目を向けてみていただけると、相手は話しやすくなるのではないでしょうか。

今日はコーチングの研修があるからなのか、ちょっとレクチャーっぽくなっちゃいました。

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