いつも変わらない部分

人は成長を自然にしていくものだと信じていた私には、そうでないこともあるんだと言う自分の考え方の偏りを感じる事がありました。

人には変わらない、いいえ、変えようとしなければ変わらないこともあるのだと知ったのでした。
何で知ったのか。それは・・・・。

以前の職場で、すぐにやめてしまった方Aさんがポツリとつぶやいた言葉が今も耳に残っています。
「いつも職場の愚痴を言っている人は、どんな職場に行ってもまた愚痴を言う」ある社員が辞めた時につぶやいた一言でした。

別の時、ある人が言いました。「あと3年若かったら、○○出来ただろうに」
その人は3年程経った時に、同じことをまたつぶやきました。
何も変わらない3年。本当に3年若かったらできていたというのでしょうか。

私の中にも変わらない自分が居るのだろうか?人は変化していくものだろうに。

そんな事を考えながら居たのですが、考えてみたらいっぱいありました。見えてないだけで、私がその考え方に頼っている部分がいっぱいありました。
でも、本当は成長をして、もう要らない考え方なのに自分で無意識だからこそ気づけてなかっただけでした。その考え方が無意識なだけに新しい考え方で行動したい自分を動きづらくしていました。反面、ずっと大切にしたいこだわりもまたあることに気付きました。

いつも変わらない自分が居る事。それを知る事って大切なんだなと知りました。

3月に引越しをしたこともあり、小学生時代からの文集が出てきました。時間を見つけてみてみたいと思っていたのですが、今日やっと見ることができました。
すると、変わらない自分が見える見える。思わず笑ってしまったほどです。

文は描写をする部分が多く、今と変わらない。
好きな言葉「前へ」「前進」本当に小学生かい?前を向いていたんだろうなあ。
夢は先生になること。
良く転ぶ。
何でも「頑張る」と伝えている。
先生からは「人懐っこい」とのコメント。今も周囲の人のおかげで私が居る。
大切な大きないちょうの木が切られると涙を流す。今もぬいぐるみは捨てられない、悲しいから。
誰一人要らないなんて人はいない。みんないいところもわるいところもある。

変わらない私が居ました。けれども、すごく心穏やかになりました。

変えたいのに変わらない部分もありました。
自分に厳しすぎて、自分を褒めてあげられなかった私。
長女はしっかりすべきだと思う私。
父に褒めてもらいたい私。

もういいじゃない?と思いながらも、無意識に大切にしていたこと。見えてなんだかちっぽけな自分を感じました。

意識してみてもなかなか見つからなかった自分が文集にはいっぱい隠れていました。今の自分にあった考え方に変えていってもいいものは、変えてもいいんですよね。

あなたは小さい時、どんなことを考えていましたか。
何か残っているものがあったら、ちょっと今の成長した自分の視点から見てみませんか。
[t]あなた[/t][t]捉え方[/t][t]セルフコントロール[/t]

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